起業経営理論(経済人モデルと経営人モデル)
経済人モデルと経営人モデル
組織における意思決定において、
完全な情報収集が可能な環境にあり、それを処理する完全な能力があると想定し、最適な意思決定を行うことを極大化基準という。そうした意思決定を行う人間観を経済人モデルという。
それとは逆に、限られた情報と能力の中で(制約された合理性)、意思決定を行うことを満足化基準という。そうした意思決定を行うことを経営人モデルという。
学習のひとりごと
なるほど。
「経済人モデル」は、完全な情報収集と完全な能力が必要だから、人間には到達できない神の領域と考えることにしよう。完璧主義の人は、経済人モデルを追求しているって感じかな。
個人の買い物でもこのモデルは当てはまるかな。
Amazonや楽天など複数のECサイトでの価格比較や、デパートでいろいろな商品に目移りしてしまい、時間がかかることに、この表現は使えそう。
あと、自分が会社員だったときのことを思い出す。
優柔不断な性格だから、チームリーダーを任されたときに、なかなか決断できず、チームのみんなにいろいろ確認のお願いしていたな。
これは、経営人モデルの覚悟が足りなかったといえるな。。。
情報を求めすぎると、会社の生産性を下げることにつながる。
経営者や管理職は、限られた情報で責任を取らなくてはいけないんだな。大変。。。
よし、勉強になった。
今回のドヤり言葉
こういうときに言ってみたい。
パートナーが買い物で迷って決まらないとき
なかなか上司が決断してくれないとき
「ちょっと経済人モデルを追求しすぎじゃないか!。」
「満足化基準が高すぎませんか!」